ニュースが少ないから読書感想文でも書こう

「洗脳原論」を読みました。 洗脳する側ではなく洗脳を解く側の話。 著者は実際に脱洗脳に関わったことのある人物。 著者はこの脱洗脳のことを「デプログラミング」と呼ぶ。 その名称は、脱洗脳というのは計算機や心のプログラムを解析する作業に似ているこ…

「記憶力を強くする」を読みました。

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/01/19メディア: 新書購入: 39人 クリック: 178回この商品を含むブログ (153件) を見る私が面白いと思った部分をまとめると次の8…

「封印作品の謎」を読みました

封印作品の謎作者: 安藤健二出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2004/09/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 244回この商品を含むブログ (127件) を見る『ウルトラセブン』第12話「遊星より愛を込めて」 『怪奇大作戦』第24話「狂気人間」 映画『ノストラ…

「大人のための文章教室」を読んだのだ

文章を書くのを上手くなりたいと思って手に取った本だ。 とても分かりやすくスラスラと読める本である。 何故急に<だ・である>体で書いているのかというと そのほうがいいとこの本に書いてあるからである。 私は読んだ本にすぐ影響されてしまうんだなあ。 …

「ミノタウロスの皿」を読みました

「ミノタウロスの皿」はこの本に収録されている短編の一つ。 トリビアの泉で紹介された「劇画・オバQ」も収録されています。 ま、オバケのQ太郎を知らないので感動とかはなかったですが。 元々この本を買おうと思ったのは2chで「ミノタウロスの皿」が絶賛さ…

「火星ダーク・バラード」を読みました

SF小説。 遺伝子操作によって生まれ「超共感性」と呼ばれる能力を持った少女を中心とする物語。 少女は他人の精神と共振し増幅器となり力を発動する。 総合科学研究所のグレアムという人物が作り出すのですが、グレアムは物語上は悪役だが、思想自体は悪では…

「「分かりやすい説明」の技術」を読みました

喋るのが苦手、長文を書くのが苦手な私が、なんとかしたいなと思って手に取った本。 「脳内関所」*1「脳内整理棚」*2というキーワードをもとに15のルールが紹介されています。 「分かりやすい説明」とは、聞き手側が情報を脳内関所で仕分けし脳内整理棚に納…

「マネーの心理学」を読みました

行動経済学が楽しく分かりやすく学べる本です。 行動経済学とは経済学に心理学的研究を持ち込んだもので、2002年のノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが有名です。 例えば、 Question.1 新規事業が成功し、プロジェクトに関わった全員に、 下記…

「核兵器のしくみ」を読みました。

核兵器だけではなく核分裂、核融合に関すること(原子炉や太陽の輝きなど)についても書かれている本です。 核分裂、核融合といえば難しく感じますが、この本は高度な化学知識なしに読み進められます。 私がへぇと思った部分 ・水素爆弾はその起爆装置として…

「脳のなかの幽霊」を読みました

脳の仕組みや働きについて書かれた本です。 著者が実際に奇妙な症状を持つ患者を診た経験がもとになっています。 その奇妙な症状とは ・事故や手術などで失った腕や脚が存在すると感じる「幻肢」 幻肢に自殺したいほどの痛みを感じることもあったり、幻肢が…

からくりサーカス36巻買いました

からくりサーカス (36) 少年サンデーコミックス作者: 藤田和日郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/02/18メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (39件) を見る第17幕の最後の場面と第19幕最初の場面の辻褄が合ってないような気がするけど…

「図解 初めての人の株入門」を読みました。

2ページごとに1つの項目を絵付きで説明しているので読みやすく分かりやすいです。 中国ファンドのことを中国に関する投資のことかと思っていた(本当は中期国債ファンドの略) 私のような人にはピッタリです。株をこれから始めようと思っている人にもお勧め…

竹田青嗣「ニーチェ入門」を読みました。

わかりやすい本ですね。Amazonのレビューにもありますが ニーチェをわかった気になってしまった。 「神は死んだ」って言葉の響きがカッコイイよね。まだ死んでないような気がするけど。 まぁ私は超人なのでルサンチマンに囚われた愚民どもは踏み台でしかない…

福島章「犯罪心理学入門」を読みました。

福島章といえば、大きな犯罪とかあったりするとよくTVでコメントしているあの人です。 TVのコメントではちょっとこじつけなんじゃないかってことがあったりしますが この本はまともだと思いました。 理論だけではなく事例を挙げて説明してくれているので面白…

「ソフィーの世界」を読みました。

悪戦苦闘、3週間兵糧攻めの末なんとか陥落させました。 この本、睡眠薬代わりとしてマジ最高。マジお勧め。 ベッドに横になって開いてごらんなさい、30分もしないうちにキマるぜ? 上三行を要約すると、「読むの大変でした」です。こんばんわ。 この本は形而…

カフカ「変身」を読みました。

角川文庫のを読みました。これも中古で100円です。 主人公グレゴール・ザムザは朝起きると毒虫に変身してしまっています。 妹が嫌々ながらも世話をしてくれますが、主人公は父の投げたリンゴに当たってできた傷が 致命傷になって死んでしまい、家族はハッ…

「完全失踪マニュアル」を読みました。

「逃げちゃダメだ」「逃げても構わない」のせめぎ合いは誰にでもあると思うのですが、 この本は「逃げても構わない」、失踪してリセットしよう。という本です。 ・他人の名前の国民健康保険証 ・他人の名前、自分の顔写真、デタラメな住所の運転免許証 の入…

宮城音弥「新・心理学入門」を読みました。

20年以上前の本ですけど、中古で100円で買ったのでまぁ妥当かなと。 一番面白かったのは知覚に関することです。 知覚(視覚など)は欲求・感情・経験に影響を受ける。 例えば、視覚は目の前にある物をレンズを通して映しているだけではないということで…

「本当は恐ろしいグリム童話」を読みました。

私達が知っているグリム童話は性的表現や残虐な表現が削除されてたり変更されてたりしているが、著者の想像も含めてそのような表現を使って書かれているという本です。 シンデレラでは、シンデレラの義理の姉妹はガラスの靴が履けなかったはずだが、足を削っ…

「完全自殺マニュアル」を読みました。

結構有名な本ですよね。10年程前に発売された本ですが、発売当時話題になったと記憶しています。 こんな本を発売していいのか、とか、実際にこの本を参考にして自殺した人がいたりとかで。 で、本の中身ですが、自殺の方法が淡々と書かれています。 著者は自…

ドストエフスキーの「罪と罰」を読みました。

あんまり面白くなかったです。 全部で約1000ページあったのですが、前半3分の1ぐらいまでが特に読むの大変でした。 何故面白いと思えなかったのか考えてみると、 登場人物が多いし名前も覚えにくいということ(同一人物でも呼び方が変わります)、 私の頭が…

地元のブックマーケットっていう古本屋でバガボンド1〜10巻セットで1580円で売ってたので衝動買い。 前から読みたいと思ってたんだよね。 古本屋での相場は知らないけどかなり安いと思った。

カミュの「異邦人」を読みました。

主人公ムルソーは母の葬儀の際、泣くこともなく悲しい素振りも見せなかったため、 後の動機が「太陽のせい」という殺人での裁判で死刑になってしまいます。(キリスト教的社会での陪審員制の裁判なので) 大雑把に書くとこんな感じの小説です。 これを読んで…

「指が月をさすとき、愚者は指を見る」っていうタイトルの本があるのですが、思わずジャケ写買いならぬタイトル買いしそうになりました。 なんかカッケーと思った。