仔犬のワルツ終了

suitable2004-06-27

自分なりの解釈をまとめてみる。
・ノッティー=神、葉音=悪魔、幸子=幸子の能力が移った知樹=天使
・健二とダンサーの子がノッティー
・譜三彦と律子の子が葉音。律子は健二との子だと思っていた。
・学長は妻の千世の愛情が健二だけに注がれていると思い込み嫉妬していたが、それでも千世を愛していたため、千世の記憶を蘇らせるため試験(健二を生き返らせる目的)を実施。
・千世の愛情は健二だけでなく全ての子供に注がれていたし学長のことも愛していた。しかし、学長が自分を愛したのは自分の才能であると思い込み、学長が本当の自分を見てくれるためには健二の才能を開花させ、そちらに目を向けさせる必要があると考えた。よって周りからは健二だけを愛しているように映った。健二が死んで(実際に死んだのは譜三彦だが)学長に愛される望みを失ったショックで記憶喪失になっていた。
・唱吾は学長と女医の子。
・18年前、芯也にバイクに細工をし健二を殺害する依頼をしたのは学長。実際死んだのは譜三彦。女医は助けられたはずなのに助けなかった。
・健二はずっと譜三彦の振りをしていた。
・グロリアを作曲したのは鍵二。
・健二の目的は世界平和のためのテープを作ること。神(ノッティー)と悪魔(葉音)の演奏を録音すれば作れる。
・殺人は唱吾&女医ペアと芯也がそれぞれ別の目的で行っていた。
・唱吾が殺したのは水無月家の兄弟(器一、律子、健二(教会の放火で))。女医は学長を殺そうとしたが失敗。唱吾は千世を殺そうとしたが失敗。水無月家に対する恨み。
・芯也が殺したのは音楽を冒涜した調律師、人形師、空間コーディネーターの3人と、素性がバレそうになったために舞子も。舞子の父である小暮警部も殺そうとしたがハートのペンダントを見て止める。
・葉音を海に突き落としたのは唱吾。律子と同じ服を着ていたために間違えた。
・健二は殺人をしていない。
・宮西も何もしていない。10話最後と11話最初の場面は唱吾を釣るための演技。唱吾は自分以外の殺人は宮西がやったと騙される。
・宮西や小暮警部や他の人達は真犯人は唱吾ということで一件落着したと思っているが、実は芯也も殺人をしていた。見破ったのは葉音だけ。
こんな感じかな。
ラストシーンは、芯也が何か喋る(口パク)→芯也が涙を流す→太陽が映る→芯也と葉音が同時に「愛してる」→銃声。
という感じで、視聴者が勝手に想像して下さいなっていう終わり方だったけど、
自分としては、芯也が「さようなら」と言って自殺した。かな。
悪魔である葉音が芯也を自殺に追いやったと。純粋な悪。
好きな相手が死んででも自分が正しいと思う愛を貫く。相手にもそうであって欲しいと願う。
きっと、神や天使であったなら一緒に罪を償っていきましょう、という結論になるだろうし。悪魔に救済なし。
   
まぁ、そんなのありえねーよっていうツッコミ所満載で楽しいドラマでした。
毎週楽しみにしてたしね。普段ドラマ見ない人なのに。
次に同じ枠で始まる松浦のドラマはどんな感じだろう?今の松浦の勢いが反映されてるといいな。