スケプティックス

世界は「ある」「ない」の2種類だけで構成されているのではない。
「あるとは言えない。もしくは、ないとは言えない」を含む3種類である。
彼らはよく「ないとは言えないでしょう?」という言葉を使ってくる。
その言葉は彼らの拠り所なのかもしれない。
その言葉によって自分の言っていることは正しいかのような錯覚もし、また、相手にもそう思わせようとする。
しかし、「ない」と言えないだけなら、それは「あるとは言えない。もしくは、ないとは言えない」に属するだけである。
「ある」と言うためには「ある」ことを証明できなくてはならない。
また、「ない」も同様であり、私も気をつけなくてはならないと思う。
「あるとは言えない。もしくは、ないとは言えない」事柄を「ある」と言うことは嘘をついているということである。
だから私は彼らが嫌いなのだ。
嘘が嫌いだから。
騙されるのが嫌いだから。