非凡人が逮捕。

Winnyの作者が逮捕されましたね。
47氏著作権のありかたに革命を起こそうとしたわけです。
決してタダで何でも手に入れられる状態を完成形として目指したわけではありません。
47氏はデジタル証券システムをWinnyに取り入れようとしてました。
簡単に説明すれば、コピーフリーだけどコンテンツ提供者(例えばアーティスト)にはお金が支払われるシステムです。(たぶん)
株のようなものなので、人気があるコンテンツほど価格は高くなり、またその株を所有する側もメリットがあるわけです。人気が出ると予想していたコンテンツを安値のときに買い、高値になったとき売るなど。
音楽業界を例にすれば、このシステムが主流になれば、今までの「CD何万枚売れば採算が取れるボーダーライン」というものがかなり引き下げられることになると思います。流通カットですし。
ということは、固定ファンがある程度いればOKなわけです。
多様化がますます進んでいるのに、一昔前のようにCDが売れまくる時代は規制をいくら強化したところで訪れないと思います。
事務所やレコード会社はどうやってアーティストを育てるつもりなのでしょう?
今のままではボーダーラインが高すぎる。
というか、このシステムが主流になればレコード会社いらないのか。だから必死なのか。